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アスパラギン酸と育毛の話｜コラーゲンやエネルギーの生産

アスパラギン酸は育毛と関連がありそうな要素がいくつもあります。毒素の排泄をはじめエネルギーの産生やコラーゲンの合成にも関わるからです。アスパラギン酸は一部の育毛剤にも配合されていることからなかなか興味深い栄養素です。

チロシンの効果は多岐に渡り髪にも影響すると言われています。チロシンはメラニン色素の材料にもなるので白髪の予防や改善効果があることが有名。元を辿れば髪の育成にも繋がる部分があるのでいろんな質のいい食品を程よく摂取し、サプリを飲めばいいなどの安易な考えに陥らないようにしましょう。

グルタミンは健康維持にとても重要な栄養素なので髪の毛とも間接的に関係していると考えるほうがふつうです。グルタミンはエネルギー生産に関わったり腸や筋肉の健康に関係しているので髪の毛と遠くは感じるものの関係ないとはいえません。ただ、グルタミンばかりに注目するのはよくありません。

グリシンと育毛が関係あるのかについて考えていこうと思います。当然のことながらグリシンはアミノ酸の一種であり体にとって大事なものなので間接的に関係してますがそればかりに注目しても意味はありません。コラーゲンに多く含まれてるあたりが注目されそうですがサプリに頼ることなどはしないようにしましょう。

アラニンはアミノ酸の一種で育毛とは間接的に関わっている感じの栄養素です。アラニンは安全性や保湿効果などから育毛剤などのヘアケアグッズに配合されていることがあるアミノ酸ですが直接的に髪に良い効果があるかは疑問です。

トリプトファンと育毛の関係についていろいろ考察していきます。神経伝達物質の１つ、セロトニンがポイントとなっているようです。トリプトファンは必須アミノ酸の一種で精神安定や抗酸化作用などがあることから間接的に育毛にも役立つ考えられます。しかし摂取する食品などは十分注意を払う必要があります。

プロリンは育毛と関係が深そうなアミノ酸の一種です。プロリンはコラーゲンの生成に関わっていることから育毛にも期待されるというわけです。ヒドロキシプロリンと抜け毛予防の観点からも注目度が高いと思われますがそればかり摂取してもダメです。

フェニルアラニンは必須アミノ酸で肌の保湿によいなどの理由で育毛剤などに配合されてることがあります。フェニルアラニンは確かに髪との関連はありますが、育毛となると話は別です。それよりも白髪対策のほうが向いてると思われます。

ピログルタミン酸は髪よりかは脳(神経細胞)との関係が深いと思われるアミノ酸であり育毛目的で摂取するようなものではないと考えられます。ピログルタミン酸は健康的には必要だとしても髪を生やすなどの目的でサプリなどで集中的に摂るべきではなく、ひとつの栄養素として程よく食べ物から摂取するものだと思います。

ヒスチジンは間接的に育毛に関係してると言えるアミノ酸の一種です。ヒスチジンは皮膚の保護や赤血球の形成などに一役買っているためですがどちらかというと育毛というよりは髪の毛表面のケアのほうに注目されてる感じがします。それはそれで悪くはないですが下手すると逆効果になるので気をつけましょう。