ゴボウなどの根菜類が髪にいい理由|全身にIGF-1が増加する

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根菜類は健康に良いとよくいわれますが
それはデトックスパワーを引き出す成分に秘密があります。

その成分とは何かと言うと
「イヌリン」という食物繊維になります。

イヌリンにはマグネシウムの吸収を促したり
腸内のバクテリアの活動を促す効能がありますが
イヌリン自体が体に吸収されるわけではありません。

実はイヌリンは体にとって異物なのです。

体内にイヌリンが入り込むと、
プロスタグランジンという物質が増えて
異物を体外に排泄する機能が高まります。

つまりデトックスパワーが増進することになります。

さらにイヌリンは善玉菌の餌となるので
腸の調子を整え便秘の解消や免疫力の向上にも繋がるのです。

更年期障害の解消にもいいので
根菜類も健康的に欠かせないものといえます。

そして肝心の髪についてですが、
イヌリンも知覚神経を刺激する効果があるので
摂取すると全身にIGF-1が増えるのです。

そのことから上記のような効能を発揮したり、
育毛的にもいいものなんですね。

※IGF-1は髪の成長に不可欠な成長因子(タンパク質)の一種です。
それが不足すると明らかに髪の成長が遅れたり
全身の様々な障害につながることがわかっています。

ちなみに更年期障害は女性ホルモンの
エストロゲンが減ることにより起こりますが
エストロゲンにもIGF-1を増やす効果があります。

つまり更年期障害もIGF-1の減少が
大きく絡んでいると考えられるのです。

ということで根菜類も是非ちょくちょく食べてほしいところです。

次回はイヌリンが含まれた食品について