頭皮の血行不良を引き起こす主な5つの原因|生活習慣が鍵を握る

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血行不良が髪や健康に悪いことがわかったうえで
今度はなぜそれが起こるのか見て行こうと思います。

頭皮の血行が悪いとよく言われますが
それは体全体の血行の悪さから来てるものでもあります。

原因は細かく追求するとすごくたくさんあると思いますが
大きく分けると5つの原因があることがわかります。

では順に見ていきます。


1.運動不足

運動不足は筋肉量の不足や硬くしてしまうことになります。
それが肩こりや姿勢の悪さに繋がり結果的に頭皮の血行も悪くなります。

また同じ姿勢を長く続けていたり
筋肉に負担のかかる変な動作をよくしていたら
筋肉が収縮してコリが発生してしまいます。

運動不足は最も基本的な要素といっていいでしょう。

2.肥満

これも運動不足と繋がるところがあります。

肥満の人はいつも汗かいているから
体がいつも温かい=血行がいい?と思うのは間違いです。

汗は体の熱を逃がす役割がありますが
肥満の人は皮下脂肪により熱が出にくいため
通常の体形の人より汗をたくさんかいてしまうのです。

肥満だと体内の脂肪量が多いため
血液がドロドロでむしろ流れが悪いのです。

それに皮脂の分泌も多くなるので
髪にいいことは一つもありません。

3.ストレス

ストレスは血管を収縮させたり
交感神経を優位にさせ続けてしまいます。

交感神経とは自律神経の一つで
自分の意思ではコントロールできない神経で
常に生命を維持するため内臓などを制御してくれています。

ところがストレスを受け続けて
交感神経が優位な場面が多くなると
筋肉にばかり血液を集めて緊張状態にします。

逆に内臓への血流量は減ります。

これは外敵から身を守る態勢なのですが
それが長く続くと疲労が蓄積し
内蔵機能の低下を招いてしまうのです。

4.睡眠リズムの乱れ

夜更かししたり睡眠不足だったり
休みの日に寝溜めして起床時間がバラバラなど
睡眠のリズムが崩れていると血行にも影響がでます。

肥満や糖尿病になりやすくなったり、
免疫力も低下して病気にかかりやすくなるなど
睡眠と健康は切ることができない関係なのです。

人間は本来9時~10時頃に床に着き
明け方頃目が覚めるという体内時計が働いています。

その自然の法則に反すると
様々な障害が発生してくるのは必然といえます。

ちなみに寝ている間は体温が下がるので
長く寝ればいいというものではありません。

5.喫煙

今回あげた5つの血行不良の原因の中で最も悪いのが喫煙です。

タバコに含まれるニコチンは
末梢(毛細)血管を収縮させる作用があるので
髪の毛に栄養が届きにくくなります。

それに依存性もあるのでストレスを増やす原因でもあります。

他にも病気や遺伝なども
もしかたしら関係してるかもしれませんが
主な原因は生活の中に潜んでいることがわかります。

人によって難しいこともあると思いますが
どれも改善は全然不可能ではないことなので
できることから取り組んでいけばいいと思います。