育毛といったら薬を使うことがふつうになってます。
フィナステリドやミノキシジルといった薬は
効果が公に認められてることもあり、もはや常識となっていると思います。
いわゆる西洋医学的な療法が主流になっています。
でも長期的に見ると東洋医学的な療法、
つまり漢方の方が大事になってきます。
漢方とは漢方薬を使うという単純な意味ではなく、
様々な漢方薬を組み合わせて相乗効果を出す、
自分の体質にあった食べ物や薬を利用するということです。
その２つを漢方原理といいます。
髪を生やすという生体反応はすごくエネルギーを消費するもので
体が健康でないと髪に回す力がなくなってしまいます。
髪は血餘(けつよ)という言葉がありますが正にそのことを意味しています。
確かにプロペシアなどは男性型脱毛症の予防に効果的
ということが科学的にわかっています。
男性ホルモンの感受性が強い方(薄毛になりやすい方)には
とても有効な対策なのでもちろん使用してもいいのですが、
それだけで解決できないことが多いです。
育毛効果が高いと評判のミノキシジルを併用しても
満足に髪が増えないって方も多いです。
それはつまり髪が生えにくい体になっている
という可能性が高いと推測できます。
新薬というのは対症療法であり
一時的な効果は高いですが根本解決に繋がりにくいのです。
漢方薬は効果が現れがゆるやかですが
代謝の流れを作るという自然の摂理にあった効能があります。
「髪の異常は体の異常」であり、
薄毛になりやすい遺伝情報を持ってたとしても
それですべてが決まるわけではないのです。
薬を長年使っても昔のような毛量を取り戻せていない方は
是非漢方療法も勉強して育毛に役立ててほしいと思います。
これから漢方と髪についていろいろお伝えして
あなたの育毛生活のお手伝いをしていきます。
