育毛に繋がるエルゴチオネインの優れた効能|髪を太くし細胞を活性化

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育毛や健康にとても重要といわれる成分はいくつかありますが
その中でもトップクラスの注目度といっていいのが
エルゴチオネインと言う物質です。

1909年にM.C.Tanretという方が麦角から発見したアミノ酸の一種で
名前は麦角の英語ergotに由来します。

その後の研究で1920年には植物だけでなく
動物の血液中にもエルゴチオネインが存在することが判明し
生命維持に重要な役割があることがわかってきたのです。

ではエルゴチオネインは具体的にどういった力をもっているのか。

それは主に抗酸化作用と細胞活性作用です。

つまり老化の予防に深く関係しているということです。

老化とは細胞機能が衰えることを指しますが
その主な原因の一つに活性酸素があります。

活性酸素を増やす私生活を送っていると
それだけダメージをうける細胞が多くなり
髪の毛の育成にも影響してくるのです。

抗酸化とは活性酸素を除去することをいい、
エルゴチオネインはビタミンEの7000倍もの
抗酸化力をもつといわれています。

細胞の中にはミトコンドリアといわれる
エネルギーを生み出すなどの生命活動に深く関わる機関で
なんらかのストレスを受けるとミトコンドリア自身が
活性酸素を生み出してしまいます。

そのままだとミトコンドリアは衰弱してしまい
やがてその細胞自体も死んでしまいます。

エルゴチオネインはその優れた抗酸化力により
ミトコンドリアを活性酸素から守り細胞機能自体を活発にすることができます。

髪の毛も細胞の塊により形作られるものですので
育毛を根本的に押し進める強力な味方となるのです。

エルゴチオネインはきのこ類に含まれる強力な抗酸化物質で髪の毛を直接的に太くする効果も確認されている優れた育毛成分である

効能はそれだけに留まりません。

エルゴチオネインには「肥毛効果」と「脱毛酵素抑制」も確認されているのです。

髪の毛はジスルフィド結合といって
アミノ酸が強力に結合した構造を有していますが
リプレと呼ばれるエルゴチオネインの機能性分子群は
ジスルフィド結合の間に入り込むことができます。

それにより髪の毛が物理的に太くなっていくので
育毛効果を逸早く実感することができるのです。

そしてAGAの主因であるDHT(ジヒドロテストステロン)を生み出す
5アルファリダクターゼの阻害作用も確認されており
薄毛の進行を予防することも期待できるのです。

自然の力には本当に頭が下がるばかりです。

しかしエルゴチオネインはとても希少なので
価格がものすごく高価という欠点があります…。

なんと1mgで1000円、1gで100万円もします!

よってほんの一部の製品にしか使われておらず
当然価格も他より大きくなってしまっています。

でも中途半端な対策では意味はないので
利用してみる価値は十分にあると思います。

※もちろん1本で100万円もする商品はないですが
一般的に高価と言われる価格で量が少なめになる、
という感じです。