ヘアケアの定番としてリンスがあります。
リンスは髪の表面をコーティングすることで
痛んだ髪を補強して摩擦を少なくするものです。
洗髪後にギシギシするシャンプー(石鹸系や石油系)を使っていたり
カラーリングで髪が痛んだときは便利なものです。
コンディショナーという言い方もされます。
一般的にコンディショナーは
リンスの強力バージョンと言われていますが
明確な違いや区分はありません。
ちなみにリンスにはすすぐという意味があり、
英語ではヘアコンディショナーという言い方が一般的なので
言い方はコンディショナーのほうが正しいかもしれません。
それはさておき、
リンスはダメージヘアが気になるときはいいですが
脱毛症となると話は変わってきます。
シャンプーもそうですがリンスにも育毛効果はありません。
リンスはあくまで髪の毛を補修するものなので
髪の毛以外につけてはいけません。
頭皮につけると毛穴に余計な油分を残し
ギトギトになってしまう恐れがあります。
よってダメージが気にならない場合は
つける必要はないものなのです。
(すすぐ作業も増えて面倒になります)
摩擦が減るので余計な抜け毛を防ぐ効果が
多少あるかもしれませんが
髪を乾かせばそれもそんなに気にならなくなります。
薄毛だから髪によさそうなものはなんでも使おうではなく、
自分に本当に必要なものだけを選んで使用しましょう。
育毛対策は長きに渡って行うことなので
あまりやることを増やすと億劫になる危険性もあります。