小麦からラーメンに続いて
今回も麺類について考察していきたいと思います。
日本人は麺類がとても好きな民族ですので
ラーメンだけでなくうどんもかなり好きな方が多いですよね。
嫌いだという人は見たことがないくらいです。
うどんも日本の伝統的?なファストフードとして
長きにわたって親しまれておりもちろん主食にもなります。
ただ人気があるからなんでも良いわけではありません。
むしろそういう食べ物のほうが健康的に害である場合が多く、
うどんも注意すべき食品のひとつと言えます。
なぜならもろ血糖値を上げる食べ物だからです。
うどんの原料は言うまでもなく小麦です。
それも真っ白に精製処理されたものがほとんどです。
おそらくそうしないと麺に加工しにくいとか
コストが増えるなどの大人の事情があると思われますが
基本的に精白されたものは栄養バランスが極めて悪くなります。
人間は本来食物繊維をはじめ多くの栄養素を処理するように出来ており、
ほとんど単一の栄養を処理するようには出来ていません。
血糖値の急上昇は体に大きな負担となってしまいます。
理由はこれまでも何度もお伝えしてきたましたが、
血糖値が上がれば上がるほど、上がる時間が長引けば長引くほど
体内では糖化現象が起こりやすくなります。
糖化とはタンパク質と糖が結びついて
AGEという極めて有害な老化物質が生まれる現象のことです。
AGEは血管を劣化させるので柔軟性が失って赤血球が通り抜けにくくなったり
血管から栄養素や酸素が各組織へ運ばれにくくなってしまいます。
当然それは薄毛をはじめ様々な病気の温床となります。
ちなみにうどんをよく食べる地方の方は糖尿病の発症率がとても高いそうです。
現代はいろいろな食べ物が全国どこでも食べれるので
原因はうどん以外にもありそうですが大きく関係している可能性は大です。
ではラーメンとうどんではどちらのほうが健康的にマシなのか。
これも賛否両論かと思われますが当ブログ的には…
「どっちもどっち」というのが答えになります。
強いて選ぶのならうどんのほうがマシってかんじですね。
理由は動物性食品が使われる頻度です。
うどんにもスープはいろいろな種類があると思いますが
基本的にはあっさりした醤油ベースのスープが主体で
一緒に添えられてる具もどっさりというイメージはありません。
それに引き換えラーメンは動物の骨を出汁にしてることが多く、
具には肉が添えられていることが多い上に
どっさり盛り付けるメニューが比較的多く存在している感があります。
あっさりスープだとしても脂が浮いてるものも多いですよね。
ということでかなり主観的意見になってるかもしれませんが
どちらかというとうどんの方がマシかと思うわけです。
もちろんメインの見解はどっちもどっちであり、
血糖値を急上昇させるという危険性をはらんでいますので
くれぐれも食べ過ぎないよう注意していただきたいと思います。
<参考記事>
⇒蕎麦の健康パワーなどについての考察
⇒ラーメンは薄毛食品のひとつ!?
⇒小麦と薄毛(育毛)との関連
⇒麺類と健康についてのまとめ