植毛後に薄毛が進行したら
髪型は不自然にならないか…
そう懸念する人は多いかもしれません。
確かにAGAは進行性の脱毛症なので
放っておくと悪化する性質があります。
今回は植毛と薄毛の進行をテーマに
いろいろ述べていきたいと思います。
・植毛後に薄毛が進行したら?
植毛に関する疑問は多岐に渡りますが
その中でも多い方だと感じるのが
植毛後の髪型についてです。
それはセットしてもいいのか
というものではなくもっと根本的なことです。
いずれAGAが進行してしまったら
植毛した部分の髪だけ残ってしまって
髪型がとても不自然にならないのか、
というものです。
例えばm字部分だったら離れ小島、
頭頂部だったらドーナツみたいに
なってしまうのではないかってことです。
m字は頭頂部より範囲が狭い場合が多いので
まるで湖にポツンと浮かぶ
小さな離れ小島のような
イメージが出来たのだと思われます。
頭頂部はてっぺん付近を円状に植えて
その周辺が進行した場合は
ドーナツ型の薄毛が生じるかもしれない、
という理屈ですね。
都市中心部ではなくその周辺地域の人工が
多くなることをドーナツ化現象といいますが
まさにそれの逆バージョン。
確かにいずれの場合も非常に不自然ですし
植毛部位の仕上がりが良くても台無しです。
・植毛後に薄毛が進行しても大丈夫な理由
確かに理論上は離れ小島もドーナツ化も
起こりうる現象だと思います。
しかし、そんなに心配しなくても
大丈夫だと思います。
なぜならいずれの場合も
レアケースだと考えられるからです。
AGAは円形脱毛症のようにある日突然
ごっそり抜け落ちるというものではなく
徐々に薄くなっていきます。
進行のスピードもどこまで禿げるかも
人それぞれ異なっています。
何より接着型の増毛法をやったかのような
明らかな不自然状態まで放置することは
通常では考えられないことです。
もし離れ小島気味になってきたと思ったら
再度植毛して調節すれば良いわけですから
そのような心配はほぼないといっても
過言ではないと思います。
もしかしたら離れ小島といった
疑問を持つ人の大半は植毛を一度も
受けたことがない人が中心かもしれません。
ちなみにちゃんとしたクリニックで
受けたことがある方の大半は
植毛したことで満足感を得るようです。
そしてその良さに気づいてるからこそ
複数回の植毛を受けることにも
納得されてるのだと思います。
何度も受けると費用がかさむのは確かですが
もしかしたらその悩みを持つ人も
植毛未経験者の割合が高いかもしれません。
ちなみにm字が進行した場合の対抗策では
前髪部分をとりあえず植毛して、
いわゆるブリッジを作って
前からの見た目の良さを維持する方法もあり、
頭頂部まで薄くなってしまっても
今はメガセッションが可能なので
広範囲に行ってカバーすることもできます。
将来的に離れ小島とかドーナツみたいに
禿げるのは嫌だから移植毛を抜きたい!
といったケースはレア中のレアだと思われます。
・離れ小島の心配はほぼ無用
このように髪型が不自然になりそうでも
ちゃんと対処法は確立されてるので
深刻な事態にはなりにくいと思います。
もしなんらかの事情で植毛を
複数回受けれなくても
薬物治療でカバーしたり、
SMPで中期的に隠す方法だってあります。
もちろん一時的なら増毛パウダーもあるので
絵に描いたような不自然な髪型を
大衆に晒す恐れはまず考えにくいですね。
今回記事を書いていて印象深かったのは
植毛を受けた人とそうでない人の
気持ちのギャップについてですね。
そこはとてつもなく大きな差だと思うので
心配になるのも無理はありません。
植毛についてある程度知った上で
興味があるならカウンセリングを受けて
検討してみるといいと思います。