自毛植毛とは何か?自分の髪を移植する画期的なAGA対策

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植毛の歴史はこの技術から始まった

植毛といえば現在はほとんどの場合
自毛植毛のことを指すほどに
スタンダードな技術となりました。

植毛手術というものが一般に普及し始めたのは
人工毛植毛(1970年代)ですが
歴史的には自毛植毛が最初でした。

はじめは皮膚移植による手法が考え出されますが
それは1800年代から始まっていたのです!

それから1930年に日本で研究が始まり、
1939年にそれが発表され、
1959年にアメリカで発展します。

1993年には世界中に広まるようになり、
それから数年経って技術も高まり、
現在に至っているという感じです。

それではその技術がどう優れているのかを
述べていきたいと思います。

自毛植毛は究極の薄毛対策!?

まずはよく比較される人工毛植毛のことを
さらっと復習しておきましょう。

人工毛植毛は読んで字のごとく
人工的に作り出した毛髪を頭部に挿入する手法です。

すぐに結果が出ることが利点ですが
拒絶反応のリスクやメンテナンスの問題があり
画期的とはとても言えない手法です。

それに対して自毛植毛は自分自身の毛髪を
移動させるので拒絶反応がなく、
一度植えたところに定着(生着)してくれれば
ずっと生え続けてくれる特性があります。

仕上がり具合や薄毛の進行によって
何回か受ける必要性が生じることはありますが、
人工毛のように定期的に植え直す必要はありません。

生えている部分を移動させるだけなので
当たり前といえば当たり前ですが
シンプルかつものすごく魅力的な手法ですよね(^^)

なぜ生え続けてくれるのかというと、
男性ホルモンの影響を受けない部位の
毛髪を移植するからです。

後頭部と側頭部の髪の毛乳頭には
男性ホルモンレセプター(受容体)がないので
DHTの影響を受けないのです。

DHT(ジヒドロテストステロン)は
男性型脱毛症(AGA)の
主因物質であることは有名ですね。

その影響を全く受けることがないので
ハゲようがないというわけです。

てっぺんや前髪が全くなくなっても
サイドと後ろが残っているのはそれが理由です。

最悪、サザエさんの波平さんくらいに薄くなっても
かなりの割合で髪の密度を復活させることも可能です。

波平さんくらい薄くなる方の場合、
男性ホルモンの影響を強く受けてる体質なので
薬や育毛剤をまんべんなく駆使したとしても
満足いく結果を得るのは難しくなります。

大抵の場合、良くても細い毛が全体的に
茂ってきたかな?というくらいかと思われます。

自毛植毛だと後頭部や側頭部の太い髪が
そのまま生えてこさせる方法なので
一線を画すものすごい手法だといえます!

画期的にも関わらず評価が微妙?

数々の育毛法(発毛法)が開発され
一般に普及してはいるものの、
自毛植毛ほど画期的なものは
これまでなかったと思います。

プロペシアとミノキシジルは
確かに革命的なインパクトはあったと感じますが
どうも蓋を開けてみるとパンチが弱いと
言わざるを得ません。

現状維持かそれ以下の結果しか出ない
などの声が圧倒的に多いんです。

日本皮膚科学会はAGA治療に関して
プロペシアとミノキシジルを
最も効果が高いA評価を出しています。

しかし、自毛植毛はなぜかBという
中途半端な評価に留めています。

もちろんデメリットも考慮してると
考えられますが大きなメリットがある分、
もう少し評価されても良いのでは?
というのが率直な感想です。

それではこれから自毛植毛のメリットや
デメリットの部分に触れていきたいと思います。

⇒ 自毛植毛を受けるメリット

⇒ 忘れてはいけない自毛植毛のデメリット

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