海洋深層水という特殊な水がありますが
聞いたことがある方は多いと思います。
水深200メートルといった深いところから
海水を汲んで塩分を抜いたものですが、
かなり栄養に富んでいる特長があります。
また、すごく綺麗でもあるので安全性も高いです。
海洋深層水を飲むとアトピーや血流、
肝機能・糖質代謝・便秘体質の改善、
骨密度減少・リウマチの予防、
ピロリ菌・ガン細胞の増殖抑制などなど
効能が多岐に渡るすごい水です。
ではなんで水がそこまで体にいいのでしょうか。
すべてが解明されてるわけではないですが、
有力だと思われるのがIGF-1の増加です。
ここで前回お伝えした「青い光」がまた登場します。
青い光が髪にいいといわれる理由は
クリプトクロムという受容体が反応して
IGF-1を増やすのが理由です。
それをもう少し深く掘り下げると、
クリプトクロムが青い光と反応するためには
媒体が必要になるといいます。
それが水です。
青い光を浴びることにより我々の体内の水分の性質(物性)が
なんらかの形に変化して受容体と反応すると考えられています。
海洋深層水は青い光しか届かない場所にあるので、
「青い光をたっぷり浴びた水」ということになります。
このことから海洋深層水が体にいい理由は
IGF-1が増えるからという説が有力なんですね。
そしてさらに特筆すべきは、
海洋深層水はCGRPを増やす効果があります!
CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)は
IGF-1を直接的に作り出す物質でしたね。
それがなければいくら辛い物を食べても
IGF-1がさっぱり増えてくれません。
つまり育毛にも全然効果を発揮しないということになります。
いわばCGRPは体内エネルギーの
最も基本的な燃料のひとつといえる重要なもの。
これが青い光・海洋深層水からお伝えしたかった理由なのです。
CGRPは食べ物ではイソフラボンでしか
増やすことができないものなので
海洋深層水はかなりすばらしいものと思います。
ということで余裕があれば是非飲んでほしいと思います。
おすすめは高知県室戸岬沖から取れる海洋深層水です。
室戸岬沖の海底は海洋深層水が浮上してくるめずらしい場所で
周辺に河川もないことから水質が特に優れているからです。
その水は「天海の水」というブランド名で
株式会社アコールが発売しています。
硬水となると少々高いですが軟水だと20リットルで
2000円ほどで売ってるのでコストパフォーマンスが
気になる方はそれがおすすめです。
ちなみにそれでもきついという場合は
青いペットボトルなどにいれたふつうの水を
太陽光に浴びせてから飲むのもいいと思います。
マウスを使った実験によると
青い光を浴びせた蒸留水を飲ませても
CGRPが増えたという結果が出たからです。
実験では青い光を2時間照射させたそうなので
少なくともその時間以上は日向ぼっこをさせたほうがいいでしょう。