ショウガの仲間であるウコンは
香辛料や黄色の着色料などに広く使われています。
ウコンには様々な精油成分が含まれており
それぞれが体にいい効果があるといわれています。
ターメロンが胆汁の分泌を促進、
シネオールが胆汁と胃液の分泌促進、
αークルクメンがコレステロール溶解し
高脂血症の予防にも役立つ。
クルクモールは抗がん作用を有し、
βーエレメンが腫瘍を予防し、
カンファーは胃の健康と殺菌作用があるという。
そして聞いた事がある人は多いと思いますが
ポリフェノールの一種であるクルクミンが含まれてます。
クルクミンは肝臓の機能を増進したり
アルコールの分解を補助する効能があるため
ウコンはよく二日酔い対策に用いられるというわけです。
あとクルクミンにはアルコール対策の他にも
育毛的にも良いといわれています。
クルクミンは男性型脱毛症の原因である
男性ホルモンのDHTを作り出してしまう
5αリダクターゼ(酵素)の働きを阻害する効果があると
日本薬学会などが発表したのです。
つまりフィナステリド(プロペシアの成分)と
同じ効能があることになります。
ウコンは癖がある味ですが
好きな方ならいい食べ物だと思います。
しかし摂取のしすぎは毒なので注意しましょう。