パントテン酸(ビタミンB5)の効能|髪の健康維持やストレス抵抗等

シェアする

スポンサーリンク

パントテン酸はビタミンB群の一種で
ビタミンB5と呼ばれることもあります。

他のビタミンB群と同じく糖や脂肪の代謝に関係し
140種類以上の酵素の働きを補助します。

葉酸・ビタミンB6と一緒に
免疫力に関係するタンパク質を生成したり
ビタミンCの働きを補助します。

そしてストレスの抵抗力を高めたり
善玉コレステロールを増やす効能があります。

ストレスを感じると腎臓の上にある
副腎という器官から副腎皮質ホルモンが分泌されます。

副腎皮質ホルモンは血糖値と血圧を上昇させ
各組織への栄養の運搬を促進させる機能があります。

それにより体の機能を活性化させて
ストレスの抵抗力を高める効果を発揮します。

次にコレステロールについてですが
コレステロールには善玉と悪玉の2種類があります。

悪玉が増えると血管を傷つけたり血管が詰まりやすくなり
動脈硬化や心筋梗塞のリスクを増加させます。

パントテン酸は副腎の機能強化と副腎皮質ホルモンの合成補助、
そして善玉コレステロールの生成も担っているのです。

肥満やストレス、その他の病気も髪にいいわけがありませんし
ビタミンCはコラーゲンの生成に必要なので
パントテン酸は遠からず髪にも関係していると思います。

不足することはまずありませんが
参考までに欠乏症についても触れておきます。