亜鉛の多い食品と摂り方の工夫|含有量は魚介類や牛肉に多い

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亜鉛は髪にいいと言われますが
健康維持にも非常に重要なミネラルです。

しかし近年は食の欧米化や
ファーストフードなどの影響なのか
亜鉛摂取量が不足しているといわれます。

欠乏症になるほど深刻ではないものの
健康体を作るうえで不可欠なミネラルですので
積極的に摂取してほしいものです。

そこで今回は亜鉛を含む食品を
いろいろと紹介したいと思うのですが、
亜鉛を含む食品は非常に多いため
特に含有量が高いものを選ぶことにしました。

亜鉛が多く含まれる代表的な食品一覧表

※100g中の含有量 単位はmg
※正確な数値は測れないため
 語尾に前後をつけているものとする

<魚介類> 含有量
生牡蠣(なまがき) 13
たたみいわし
煮干し
するめ
ほや
かに 3~4
たいらがい
<肉類> 含有量
ビーフジャーキー
豚レバー
牛ロース 5~6
牛肩肉
牛ひき肉
牛もも肉
牛レバー
牛ミノ
牛テール
コンビーフ
ローストビーフ
たまご(卵黄)
<豆類> 含有量
凍り豆腐
えんどう豆 3~4
黄な粉 3~4
乾燥大豆
<穀類> 含有量
アマランサス
<乳製品> 含有量
パルメザンチーズ
脱脂粉乳
プロセスチーズ
カマンベールチーズ
<木の実> 含有量
松の実
ゴマ
カシューナッツ
アーモンド
<飲料> 含有量
ピュアココア
粉抹茶

亜鉛の吸収を良くする摂り方

並べてみると分かりますが
魚介類と肉類に多いですね。

あと黄な粉にも多いのは注目です。
イソフラボンも一緒に摂取できるので
一石二鳥になります。

他にも身近なもので言えば
焼ふ(2mg)やほししいたけ(2)、
海苔(3~4)にもわりと多く含まれてるので
いろんなものを食べるのがいいですね。

ちなみに亜鉛はクエン酸やビタミンCと
一緒に摂取すると吸収量がアップします。

生牡蠣はよくレモンをつけて食されますが
それはとても理に叶った食べ方になります。

肉類を食べるときもレモン汁をつけるといいですね。

レモンのエリオシトリンという成分は
脂肪の吸収を抑える働きもあるため
こちらの食べ方も非常に優れています。

亜鉛と食生活についての補足

亜鉛といえば牡蠣に多く含まれていて、
AGA対策的にも重要と言われる栄養素ですね。

⇒亜鉛が育毛にいいと言われる理由

ただ、一覧表を見てもらってもわかるように
他の食べ物にも多く含まれてますよね。

そのことから亜鉛と育毛については
2つのことを意識してほしいと思います。

1つは特定の食べ物に執着しないこと。

例えば牡蠣ばかり食べるという行為は
食生活的に不自然極まりないことです。

先ほども触れましたが、
亜鉛は一覧表以外にも数多くの
食品に含まれてるものなので
含有量は参考程度の認識でいいと思います。

もう1つは食べ物の種類というより
質にこだわるべきということ。

ジャンクフードばかり口にしていたら
せっかくの栄養素が解毒に使われ
意味がなくなります。

微量金属元素はそんなに吸収率が
よくないものなので、
毎日台無しにしている可能性もあります。

亜鉛は薄毛だけに特価した成分ではなく
何百もの役割があります。

サプリを摂取するにしても
同じ考え方でいてほしいと思います。

⇒次回は亜鉛の過剰摂取について

更新履歴

2017年3月4日
亜鉛と食生活についての補足を追加

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