脱毛症は通常健康面の悪さから起こりますが
物理的な理由で起こるめずらしいケースもあります。
それが牽引性脱毛症というもので
文字通り髪を引っ張ることで起こる脱毛症です。
通常大事な髪を手でわしづかみにして
ひっぱることはまずないと思いますが
髪をしばったり結ったりすることで
ひっぱっている状態になってしまっているのです。
そのことから牽引性脱毛症は女性に多い脱毛症です。
ちなみにポニーテール脱毛症と呼ばれることもあります。
髪を強くひっぱってしまうと
毛細血管が傷ついてしまうことがあります。
それで血流不足に陥り髪が抜けてしまいます。
あと縛っていなくても
分け目をいつも同じ箇所にしている場合も要注意です。
それも同じ場所に負担をかけていることになるからです。
よって対処法は育毛剤でも薬でもなく
ただ髪型や分け目をたまに変えるだけで大丈夫です。
原因も対策も脱毛症の中では最もシンプルなものだと思います。
自分のトレードマーク的なものがある方も
いらっしゃると思いますが
大事な髪を失ってまでそれを保持したいのかどうか・・・
その答えは自ずと見えてくるはずです。
しかし仕事柄同じような髪型を強いられる方も
いると思いますがその場合はなるべく
髪の流れに逆らわないように整えるといいでしょう。
ちなみに分け目から薄毛症状が広がる場合が
多いそうなのでイメージチェンジは
気分的にも髪の健康的にもいいことなんですね。