運動不足は育毛に損である|血行促進やDHTを減らす効果あり

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薄毛対策の定番として出てくる運動。
面倒だと思ってやらない人が多いと思いますが
実は運動は育毛にかなりいい効果があるのです。

運動すると筋肉だけでなく肺などの臓器、
そして細胞の活動が活発になります。

運動すると肺活量が増えることになり
それだけ酸素を体に取り込む量が増えます。

細胞は酸素があることで活発に活動できます。

血行がいいことは言うまでもなく体にいいことです。

運動を続けていくと免疫力も上がるといわれます。
それは体中の機能が強くなった証拠かもしれません。

そして脱毛症的に注目なのが
強力な男性ホルモンDHTを減らす効果があること。

DHTはテストステロンと酵素(5αリダクターゼ)が
結合することで生まれるホルモンですが
酵素と結合できるのは遊離したものだけです。

テストステロンにはたんぱく質と結合したものと
そうでないものの2種類があります。

運動するとそのたんぱく質が増えるので
それだけ単体でないテストステロンが増えることになります。

その結果、
DHTの量が減るので男性型脱毛症の予防に繋がるのです。

テストステロンは薄毛の根本とみられ
嫌われる傾向がまあまああると思いますが、

テストステロンは筋肉の修復や増強、
たんぱく質同化作用、体毛を生やす、
精液・精子を作るといった様々な重要な機能があります。

(また、痛みを和らげたりやる気や快楽をもたらす効果もあるとされる)

運動すると筋繊維が傷つくのでメンテナンスのために必要になります。

邪魔者どころか生きるうえで
必須なホルモンということがわかります。

そして薄毛になる原因はテストステロンの総量ではなく
男性ホルモンの感受性や遊離テストステロンの量が関係してくるので、

運動すると男性ホルモンが増えるからよくない

という説は間違いであることが分かると思います。