フィナステリドが効かない最大の要因|DNAに隠された薄毛情報

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プロペシアが世に登場して久しい今日この頃。

現在は各国の事情も関係してジェネリック医薬品も登場するようになり
毎日せっせと飲んでる人は多いと思います。

個人輸入が知られるようになってからは金銭的な理由で続けられない方も
少なくなったと考えられるのでとてもいい時代になったといえます。

ところが結果が思ったように伴わない場合が多いです。

長年プロペシアやフィンペシアを服用してるのに
現状維持くらいしか出来なかったり、
効果のこの字も見えない方だっておられます。

フィナステリドは様々な臨床試験や研究によって
男性ホルモンの生成抑制効果があるのは明らかとなってます。

にも関わらず微妙な結果しか出ない方が多いのはなぜか。

その原因は主に3つ考えられます。

1つ目は生活習慣です。

いくら男性ホルモン(DHT)を減らしたからといっても
それは薄毛の進行原因の1つを食い止めただけです。

原因を対処して更に飛躍させることが最重要なのですが
生活習慣が悪いと髪にまでエネルギーがまわりません。

むしろ育毛と逆行することになります。

添加物たっぷりの加工食品の常食化、
慢性的な睡眠不足、暴飲暴食、運動不足など
そういうことを繰り返していたら
体はメンテナンスにばかり追われることになります。

すると優先順位が低い髪の毛は真っ先に悪影響が出てしまうのです。

2つ目はフィナステリドの性質です。

先ほども少し触れましたが、男性ホルモンの抑制は薄げ対策の1つでしかありません。

DHTにより弱った細胞を活性化させることも平行して行う事が大切なのですが
フィナステリドは5αリダクターゼ阻害薬ですのでそれ以外の効能は有していません。

つまり弱った細胞を元気にさせることが出来ないのです。

フィナステリドはどちらかというと脱毛予防に位置する医薬品ですので
そこから先の対策はできないことになります。

フィナステリド錠を長年飲んでも一向に髪が生えないと悩む人は遺伝と生活習慣が原因にある

そして3つ目は遺伝子です。

これがある意味もっとも重大な要素です。

AGAは男性ホルモンが効力を発揮しやすいかそうでないかで発症リスクが変わります。

DHTは細胞内にあるアンドロゲンレセプターという
男性ホルモン受容体と結合することで薄毛を促すTGF-βというタンパク質を生み出します。

受容体とDHTのつながりやすさは遺伝的に決まっています。

結合しやすい体質だと髪が失われやすい反面、薬がよく効くってことになります。

逆に結合しづらい場合は薬の効果があまり反映しないってことになります。

ちなみに劇的な効果を示す人は20%ほどしかいないとと言われています。

つまり大多数の方はフィナステリドの効きがそんなによくない可能性があるのです。

ただ明らかに前頭部と頭頂部が薄くなってきたのなら
男性ホルモンの影響をある程度受ける体質だと考えられるので
効きやすい効きにくいに関わらず飲み続けるのが重要です。

男性型脱毛症は何もしなければ確実に進行するので
独自の判断で服用をやめると悪化することに繋がります。