石油が原料の合成界面活性剤入りシャンプーの危険性|洗浄力や経皮毒

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シャンプーは脱毛症対策に必須のアイテムです。

でも気をつけたいのが
石油が原料の合成界面活性剤が入ったものは
なるべく使用しないほうがいいということ。

界面活性剤とは水と油分を混ぜるために
使われるものですが体によくない欠点があります。

その欠点は大きく分けて3つあります。

一つ目は脱脂力(洗浄力)が強すぎること

頭皮がいつも皮脂でギトギトしている人などにとっては
洗浄力が強いほうがいいのでは?と思う方も
中にはいらっしゃると思いますが、それは全く違います。

皮脂は頭皮(皮膚)を守るバリアの役割があります。
そのバリアを取り除きすぎると肌が危険を感じ、
たくさん分泌するようになります。

よっていつまでもギトギトする悪循環に陥ります。

→皮脂の過剰分泌が危険な理由

二つ目はタンパク質変性を引き起こすこと

毛髪はキューティクルに包まれ保護されていますが
石油系界面活性剤を使うと傷ついたり
剥がれ落ちたりしてしまいます。

その結果洗い上がりがギシギシしたり、
ハリ、コシ、ツヤがなくなり、
茶色に変色したり細毛になったりします。

当然頭皮への影響も懸念されます。

3つ目は経皮毒の危険性があること

皮膚には通常物質は浸み込んでいかないようになってますが
界面活性剤は浸透性が強いので浸透してしまいます。

それには発がん性の危険や肝臓などの臓器に蓄積して
将来的に悪影響を及ぼすといわれています。

しかし経皮毒は特にそうですが、
シャンプーに関しては賛否両論が多いです。

育毛にシャンプーの良い悪いは関係ないのでなんでもよい、
頭皮環境を整えることは必須なので絶対選ぶべきである、

などなど主張がぶつかりあってるのが現状です。

確かな科学的根拠というものが存在しないので
意見が分かれるのも必然ともいえますが、
個人的にはしっかり選ぶほうを推奨します。

もし将来的に何かあったら困りますし、
少なくとも皮脂を取り除きすぎることは
よくないとわかっているからです。

あと育毛は毎日の行動の積み重ねがものをいうので、
どこも手を抜いてはいけないという思いもあります。

しかし推奨されるアミノ酸系シャンプーは
石油系や石鹸系より割高になってしまうので、
本当に予算が厳しい場合はいた仕方ないとも思います。

でも安全が一番ということを常に頭の片隅でもいいので
覚えておいてほしいところです。

ちなみによく危険といわれる成分は
「ラウ」で始まるもの、スルホン~、コカミド~
などですが石油系シャンプーを買う場合は
それらがなるべく左側にないものを選びましょう。

成分表示の左側ほど含有量が多いことを示します。