プロペシア(フィナステリド)の副作用|性機能から肝機能障害まで色々

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男性型脱毛症の治療薬として注目される
フィナステリド(プロペシアの成分)ですが
医薬品であるため副作用が存在します。

報告されているものは以下の通り。

<過敏症分類>

そう痒(よう)症(見た目の肉体的な変化がないのに痒みが生じる病気)
口唇腫脹(唇や口内が腫れること)、顔面腫脹、蕁麻疹、発疹

<性機能分類>

睾丸痛、リビドー(性欲)減退、
勃起機能不全、射精障害、精液量減少

<肝臓分類>

AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、
γ-GTP上昇、コレステロール値の上昇

<その他分類>

かゆみ、胃の不快感、乳房圧痛、乳房肥大

あげてみると地味に多いことがわかります。

(ミノキシジルと同じように使い始めた当初に
髪が大量に抜ける初期脱毛を実感できる場合もありますが
それは新しい髪が生えてくる単なる過程なので副作用とは言わない)

しかしそこまで神経質になる必要はありません。

どの副作用も発生確率は
数%~1%未満とかなり低くなっており、

日本の臨床試験においても
関連がありそうな副作用が現れたのは
0.2mgで1.5%ほどで
1mgでも6.5%ほどだったとのこと。

症状が出たとしても
日常生活に支障をきたすことはなく
自覚症状レベルであることがほとんどです。

性機能の低下を心配する人が多いですが
症状を自覚してもそれがずっと続くわけではありません。

ただ気になるのはフィナステリドはテストステロンではなく
ジヒドロテストステロンを減らすものなので
理論上は性機能に影響はしませんとは言われてますが

実際性欲が減ったと実感する人は多いので
まだ判明していない作用が隠れているのかも知れません。

ちなみにリビドー減退は5%未満で
勃起機能・射精障害、精液減少は1%未満、
その他のものは全て頻度不明です。

ただし人によっては危険な状態になる可能性は
なくはないので注意するに越したことはありません。

肝臓が悪い人は特に注意する必要があります。

プロペシアを利用するにあたっての注意事項