活性酸素を増やす私生活を送っていると
体中の細胞が痛んでしまい様々な病気の温床となります。
体が痛むということは細胞が痛むということであり
当然髪の毛にも影響が及ぶと大いに考えられます。
そして体の修復にばかりエネルギーを使うことになり
髪にまで回す栄養分が不足することも懸念されます。
よって活性酸素を減らす生活習慣を送ることは
薄毛脱却の大きなきっかけになるのではないかと思います。
今回は活性酸素を防ぐ日ごろの行いをまとめてみたので
参考してほしいと思います。
１・抗酸化を意識した食生活にする
食生活は抗酸化を進めるうえで基本的かつ最も重要なことになります。
体内にはＳＯＤという抗酸化酵素が存在してますが
それで全ての活性酸素に対応できません。
ちなみに最も強力な活性酸素といわれる
ヒドロキシラジカルを無害にする酵素は備わっていません。
そのため抗酸化力に優れたビタミン類を多く含む
緑黄色野菜を毎日食べる必要があるのです。
特に重要なのはビタミンＣとＥです。
ビタミンＣはヒドロキシラジカル以外の活性酸素に対応でき、
ビタミンＥはヒドロキシラジカルによって起こった
連鎖的な脂質の過酸化を防ぐ効能があります。
また、ビタミンＥは抗酸化能力を発揮すると
ビタミンＥラジカルという物質に変化してしまいますが
ビタミンＣはまたもとのビタミンＥに戻す働きもあります。
他にもカロテンやフラボノイド類なども
抗酸化能力があるのでまんべんなく食べることが基本です。
野菜をはじめ果物・豆類・ナッツ類などです。
※魚介類だとアスタキサンチンを多く含む海老や鮭がオススメです
※食生活で気をつける点
加工食品などの添加物が多い食品は活性酸素を増やすので
なるべく自然の食材を調理して食べるのが理想です。
そのためある程度は料理もできたほうがいいと思います。
農薬も好ましくないので可能ならば安全性を売りにした
質のいい食材を調達したほうがいいですね。
あと唾液中のペルオキシダーゼという抗酸化酵素が含まれてるので
早食いをせずよく噛むようにすることも重要です。
２・深酒・タバコは厳禁！
酒は肝臓に大きな負担をかける飲み物ですので
ほろ酔い程度に抑えることが大事です。
肝臓に負担をかけすぎると解毒能力が弱まり
血液に分解しきれない毒素が回るようになり
髪の成長にも支障をきたしかねません。
※アルコールを分解する際にも活性酸素が発生します。
そして、タバコは薄毛でなくても厳禁です！
せっかく食事に気をつけてもビタミンＣを破壊するなど
全てを台無しにするといってもいいくらい凶悪なものです。
お金を払って寿命を縮めてるようなものなので
髪を増やしたいなら絶対にやめるべきです。
３・軽い運動を習慣にする
筋力トレーニングや全力疾走・マラソンなどの
激しい運動は活性酸素を増やす要因になってしまいますが
ウォーキングやスロージョギング・水中歩行などの
有酸素運動は逆に抗酸化酵素の働きを強めることができます。
つらくないのでストレスにもならず続けやすいのも特長です。
ちなみにマラソンよりウォーキングのほうが健康にいいと医学的にわかっています。
４・紫外線の対策を忘れない
紫外線は季節によって強さが変わりますが
年中降り注いでいるものなので
外出時は男女問わず対策をしたほうがいいでしょう。
そういう意味で帽子はないよりあったほうがいいのです。
ただサイズが小さいものだと頭を締め付けて
血流を悪くする要因になるのでご注意を。
５・空気が悪いときは気をつける
排気ガスや大気汚染も活性酸素を増やすので
交通量が多い場所を頻繁に通る方や
光化学スモッグの注意報が出たときなどは
マスクをつけたほうがベターです。
道路沿いにお住まいの方は窓を開けても
空気が汚いと感じることがあると思うので
そういうときは空気清浄機があってもいいと思います。
６・ストレスを感じない考え方を身に付ける
ストレスも活性酸素を増やす一因ですが完全に消し去ることは不可能です。
そこでストレスをストレスと捉えない考え方を養っていきます。
解決できない問題はない、困っているのではなく学んでいる、
今の問題はしばらくたったら忘れてるくらい小さなこと、
成功は多くの失敗から生まれるものなど
柔軟な心に育てていってほしいと思います。
ちなみに人生において適度な刺激があったほうが
ＩＧＦ－１(細胞の働きを担うタンパク質の一種)を
増やすことにも繋がります。
これらの対策をコツコツしていくことで
自然と髪が生えやすい体内環境を整えることにも繋がります。
是非参考にしてみてください。
