薄毛(AGA)対策では男性ホルモンを抑制しながら
細胞を賦活(ふかつ：活性化)させることが重要です。
それを行うために最も基本的なことは
育毛剤(外用剤)と医薬品(内服薬)を併用することです。
それは多くの方が理解されてると思いますが、
それぞれの種類が非常に多彩なので
どのような組合せがいいか混乱すると思います。
組み合わせを考えるときに大事なのは、
自分の症状がどの程度進行してるかで判断します。
簡単に区分けすると症状が重い人は
医薬品を全面的に駆使する必要がありますが、
軽度の人は天然成分の割合を増やすという感じにします。
まず重症な場合ですが、重症とは例えば、
頭頂部がほとんどツルツルになるまで禿げ上がってるとか
生え際が大きく後退している、またはその両方のタイプ。
そのような症状の方は内服薬を飲むのはもちろんのこと、
育毛剤も医薬品入りのものを使用したほうがいいです。
体の内側と外側、ダブルで薬漬けになるので少々不安になるかもしれませんが、
その方法が最も効率が良い薄毛の回復方法になります。
心臓や肝臓などに何か不安を抱えている場合は別ですが、
プロペシアなどのフィナステリド錠を飲みつつ、
ミノキシジル入りの育毛剤を使うという感じです。
フィナステリド錠は安心感を優先するなら近所の皮膚科などで日本製のプロペシアにし、
節約を優先したいなら海外製のプロペシアやエフペシアなどのジェネリック製品を選択します。
ミノキシジル育毛剤はできればリアップよりも
海外製の浸透技術が盛り込まれたものがベターです。
生え際から進行されているのなら飲み薬はフィナステリドよりデュタステリドの方が
効果が強いのでそちらに変更してみる手もあります。
てっぺんだけ髪が薄くなっているのなら無理にデュタステリドを使う必要はありません。
※側頭部や後頭部でも関係なく全体的に髪が薄くなるなどの症状は
AGAとは違いますので専門病院か内科で診てもらったほうがいいでしょう。
次に症状が軽度の場合、例えばボリュームが減ったとか
抜け毛が増えたような気がするという段階。
そういうレベルではまだAGAかどうかもわからないので
無理にいきなり薬を使わなくてもいいと思います。
まずは本当に症状が悪化するかを観察しつつ
使うとしたら天然成分主体のもので様子を見ましょう。
それでも症状が進んでくるようであれば医薬品の使用を考えたほうがいいです。
いきなり高濃度のミノキシジル育毛剤から
始めても副作用がでなければ問題無いですが、
不安な場合は低濃度のものから様子をみてもOKです。
そしてうまく育毛が成功してある程度満足行くまで髪の毛が生えてきた場合。
この段階でもAGAを発症しやすい体質は変わりませんので
薬は大事になるのですが維持をするだけならがっつり薬を使う必要はありません。
内服薬の服用量を減らしてサプリを主体にし、
育毛剤も使うのであれば天然成分が主体のものを使用します。
最終的に育毛は健康体の維持が肝になるので、
薬の使用を制限することでよりそれが実現しやすくなります。
このように外用・内用、両方共薬を使うのは基本ですが、
あなたの頭髪状況により少しずつ変えていくことが理想です。
＜各育毛アイテムの組み合わせ考察記事＞
・育毛剤(外用剤) ＆ 医薬品(内用剤)(この記事)
