亜鉛サプリは髪に良い作用があるが過信と選び方には注意しましょう

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髪の毛はいろいろな栄養素の下支えがあることで毎日のように成長することができます。

その一柱を担うのが亜鉛です。

亜鉛は5大栄養素でいうとミネラルに相当するもので
金属の一種ですが体に必要不可欠なものです。

ミネラルというものは簡単にいうと
細胞が正常に働く役目を担う酵素の活動を補うという性質があります。

亜鉛は特に役目が多いミネラルとして知られており、
わかっているだけで300以上の酵素の働きに関与していると言われています。

そのうちの1つの働きに5αリダクターゼ抑制があります。

5αリダクターゼは酵素の一種ですが
AGAを引き起こす男性ホルモンであるDHTを
生み出す張本人であり薄毛の黒幕的存在です。

テストステロンをDHTへ変化させることから5アルファ還元酵素とも呼ばれますが、
その働きを抑えてDHTを減らすことが薄毛改善のためには欠かせない対策となります。

現代人はあらゆる栄養素が不足がちだといわれますが、
亜鉛はその典型例といわれるので色んな意味で重要なミネラル分です。

それでサプリで補給することが昨今重要視されるようになり、
特に希少な成分でもないので値段が安いこともあって今ではかなり普及しています。

ただ亜鉛サプリを飲んでただちに効果が出る
ということではないので単純に考えないようにしましょう。

亜鉛と髪の関係はけっこう有名ですが、
有名な物事ほどいろいろな人が関係するので間違った考えが生まれやすくなります。

この点は亜鉛に限らずですが、
育毛とは個々の対策を同時に行い続けることで徐々に効果が発揮されていくものです。

逆に単一の対策だけだといくら続けても
解消どころか薄毛が進行するパワーに押されます。

すると亜鉛サプリを飲み続けてるのに抜け毛が増えたと騒ぐハメになるのです。

そもそも亜鉛は先程も申したように効能は5αリダクターゼの抑制だけでなく、
多種多様なため髪にだけ役立つわけではありません。

それにDHTの抑制は薬も組み合わせないと十分に行うことができないので、
進行具合がひどい人ほど通常の栄養素だけに頼ることはしないほうがいいでしょう。

亜鉛サプリは定番の育毛アイテムですがそれに過信することと悪質なものを選ばないことが大事

亜鉛のサプリは国内外も含め非常に種類に富んでおり、
何がいいかさっぱりわからないかもしれません。

そういうときは配合量だけでなくメーカーの取組みも一緒にチェックしたほうがいいですね。

まず配合量は1日の必要量とされる12mg前後、
女性だと10mg前後が含まれてるものがいいです。

それ以上含まれてるものもあるのですが、
そのタイプだといちいち分割しないといけないのでなかなか面倒です。

節約を優先したいならあえて用量が大きいのもありですが、
基本は1日の推奨量くらいのものがいいと思います。

あとメーカーによって錠剤のほとんどが添加物で
有効成分は極僅かというものもあるので、
高くてもなるべく天然成分にこだわったものがいいです。

安価なものは安く作れる化学成分に頼りがちなので
ものを買う時は調べる癖をつけましょう。

<亜鉛に関する参考記事>

⇒亜鉛の過剰摂取

⇒亜鉛が欠乏した時に出る症状

⇒亜鉛が多く含まれる食品一覧

⇒もう少し詳しい亜鉛が髪に理由

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