前回の記事では玄米のいろいろな意見や説を紹介しましたが
なんだかんだいって当ブログでは玄米食をおすすめします。
なぜなら米は最も口にする機会が多い食品のひとつであり、血糖値にも関係するからです。
炭水化物を摂取するということは糖質を摂取するということになり、
しかも食べる量が多いので血糖値をかなりあげます。
血糖値というと糖尿病患者が気をつけることだと
思われたかもしれませんが人類全体に重要なことですので肝に命じてほしいと思います。
食事は体づくりに最も強く関与する要因であり、
数ある栄養素の中でも一番摂取しがちなのが糖分です。
一般的には塩分も気をつけようともよくいわれますが、
それは腎臓など一部の臓器に問題があるかた以外はそんなに気にしなくてもいいことです。
(塩分と高血圧も関係ないことがわかっています)
それよりも糖分の方がよっぽど問題になります。
糖分はインスリンというホルモンによって細胞に取り込まれエネルギーになりますが、
許容量を超えると処理しきれなくなって血中に糖分が残ることになります。
その残った分がタンパク質と結びついてAGEという細胞に害をもたらす物質へと変化します。
それにより様々な合併症を引き起こすのです。
糖尿病は食べ過ぎによってすい臓に負担がかかり、
インスリンが分泌できなくなる病気のことで、
ほとんどが生活習慣の悪さが原因の2型です。
そこまでいかなくても現代人は予備軍だらけなので、
知らぬ間に薄毛を後押ししているのです。
少し考えればわかると思いますが、糖分が含まれた物が非常に多いことがわかります。
米をはじめ清涼医療水、パン類、麺類、加工食品、
料理の調味料などなど数多くの場面で登場してきます。
あと酒も麦類や果物が原料の物が多いので
いつのまにか糖分を多く摂ってることにもなります。
かなり話が広がってしまいましたが、
とりあえず最も口にする機会が多いお米から変えてみてはいかがでしょうか。
玄米は白米より栄養価が高く食物繊維が多いことから
GI値が50台後半と炭水化物としては低く、髪にっても理想的な食材のひとつです。
健康本をいくつも呼んだ事がある人ならわかると思いますが、
健康意識が高い多くの方は玄米を推奨しています。
それほど玄米は重要な食品であると同時に
精米という行為は問題があるということを示してると思います。
玄米の注意点は水に半日つけておいてから炊くこと。
そうしないとミネラルの吸収を阻害するフィチン酸や
ミトコンドリアに害を及ぼすアブシシン酸という成分が無害化しないからです。
冬の場合は常温で24時間水に浸してから
圧力釜ではなくふつうの炊飯器で炊くようにしましょう。