糖類は体のエネルギーとなるので
生きるうえで最も重要な栄養素といわれます。
しかし糖質は非常に幅広い食品に含まれており
さらに含有量もけっこう高いものが多いので
つい取りすぎることがよく問題視されます。
甘いものは知覚神経を鈍らせて満腹感を軽減してしまったり
IGF-1を減らす作用もあるので食べすぎは髪にもよくありません。
注意してほしいのはやはり嗜好品です。
特にジュースなどの飲み物は気をつけてください。
一般的にコーラは50~60g、コーヒーが50g・ファンタ70g、
スポーツドリンクで30gほども含まれてるといいます。
(500mlあたり)
また、お菓子類ではチョコ・カステラが20g、
ドーナッツやクッキーが10~20gほどといわれてます。
それぞれ含有量が異なるのであくまで参考値としてみてください。
ものによってはケーキ1個で目安量を超える場合もあると思います。
(糖類の1日の摂取量の目安は50gです)
糖は嗜好品だけでなく多くの食品に含まれるので
間食はほどほどにしてほしいところ。
ちなみに糖に関してはいろいろな表現があります。
糖類・糖質・糖分・炭水化物といった感じでかなりややこしいですね。
簡単に説明いたしますと、
「炭水化物」は消化できる糖質と消化できない食物繊維の総称で、
「糖質」は単糖類と二糖類、そして消化されにくい糖アルコールを指します。
「糖類」というと単糖類と二糖類のことを指します。
そして「糖分」は糖の量を示す言葉です。
数式のように表すと次のようになります。
炭水化物 = 糖質 + 食物繊維
糖質 = 糖類 + 糖アルコール + 多糖
糖類 = 単糖類 + 二糖類
ちなみに炭水化物は糖質とよく表現されますが
1日の摂取量は女性で250g・男性で300gが目安です。
砂糖やぶどう糖などの糖類に限定すると
1日50gまでということになります。
お菓子はもちろんつい手がでやすい飲み物は
ゴクゴクいけてしまうので摂取量が多くなりがちです。
髪の為にも控えめな生活を心がけましょう。