プロペシアはいつから飲み始めるのが妥当?20歳未満だとヤバイ?

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プロペシアやフィンペシアなどのフィナステリド錠は
AGAの根本原因をつける唯一の薬として広く知られています。

ただ飲むだけでいいのでかなり画期的と言えますが
薬であるがゆえに色々気になることがあります。

そのひとつが飲み始める時期についてです。

フィナステリドも他の薬や一部の嗜好品と同様に
20歳になってから飲んでくださいと注意喚起されています。

それはなぜかというと崔奇形の危険性があるからです。

フィナステリドは男性ホルモンの一種である
ジヒドロテストステロン(以下DHT)を減らす効能があります。

DHTは毛母細胞の活動を停止に向かわせるタンパク質である
TGF-β1を生み出してしまうので根本的な対策が出来るのです。

それでDHTは悪者のように認識されてる向きがありますが
実は男性器を作り出す重要な役目もあるのです。

つまり成長段階でDHTを阻害してしまうと
生殖器に何らかの異常が起こる可能性があるということです。

男児を妊娠しているパートナーがいる場合、
プロペシアの扱いには十分注意してくださいと言われるのはそのためです。

アメリカが作成した薬剤における胎児危険度分類で
フィナステリドは最も危険度が高いカテゴリーXに指定されています。

そのため妊婦が飲むのはもちろん薬剤が肌から浸透するのも避けるため
錠剤を割ったりしてはいけないと言われているのです。

そして未成年だと男根もまだ成長段階なので
成人になってからが安全というのが定説になっています。

未成年がプロペシアを飲むと生殖器の成長に悪影響が生じる可能性がある

しかし、律儀に20歳の誕生日を迎えてからでないと危険、
と言えるかどうかは定かではありません。

1943年にW.A.Schonfeldという方がペニスの成長曲線なるものを発表しました。

それによると男性器は思春期が始まってから
5年くらいで成長が止まるという結果が出たそうです。

思春期とは第二次性徴の始まりから終わりを示す期間、
つまり体が子供から大人に変わる期間を指します。

個人差はありますが大体平均して
11歳6ヶ月ほどから思春期が始まるといわれています。

そのことが基になったのかは定かではありませんが、
性器の成長は17歳くらいで止まるから
そのくらいから飲んでも問題ないと考える人もいるようです。

ただそのデータはあくまで目安であると思われるので
全員が成人を向かえる前に成長が完了するとは限りません。

薄毛の進行の仕方に個人差があるように、
ぺにすの成長にも同じく差があると思われます。

ということで…
じゃあプロペシアはいつから飲み始めればいいのか
結局迷ってしまっているかもしれませんが、
セオリーどおり二十歳を超えてからにしたほうがいいでしょう。

もちろん個人輸入で手に入るジェネリック医薬品も同様です。

フィナステリドは比較的副作用が小さいといわれますが
立派な薬剤であることには違いないので
常に油断禁物の意識をもっていてほしいと思います。

参考

⇒フィナステリドの胎児危険度分類について

⇒フィナステリド錠の扱い方の注意点まとめ