ナイアシン(ビタミンb3)の過剰摂取|ひどくなると肝臓にも影響

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ナイアシンもビタミンB群の一つであり
水溶性なので毎日摂取する必要があります。

しかし摂りすぎるのもよくありません。

ナイアシンの1日の推奨摂取量は
成人男性で15mgNE前後、
成人女性で12mgNE前後です。

※mgNEとはナイアシン当量という単位
ナイアシンはニコチン酸とニコチンアミドの総称であり
さらにトリプトファンという必須アミノ酸からも
わずかに作られるのでそれらを足した値となる

※参考までに計算式はこうなります

ナイアシン当量=
ニコチン酸+ニコチンアミド+(トリプトファン × 1/60)

(トリプトファン60mgでナイアシン1mgに転換される)

※ニコチンとつくがタバコに含まれるニコチンとは別物

※NE=Niacin Equivalent

1日に100mgNE以上摂ると
過剰症が起こる可能性があり
皮膚が赤くなったりヒリヒリしたり
かゆくなったりほてりが生じる場合がある。

(そのような不快な症状を
ナイアシンフラッシュと呼ぶこともある)

血糖値や尿酸値もあげてしまうことから
糖尿病や通風になる危険性もはらんでいる。

そしてナイアシンは肝臓で代謝されるため
肝機能障害を起こす恐れもある。

ふだんの生活で過剰症はほとんど起こりませんが
サプリを利用している場合は注意しましょう。

ナイアシンの欠乏について

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