今のところは食べ物が溢れる現代社会ですが、
その代表格といっていいものがお菓子類です。
お菓子類とは明確な線引はないと思われますが、
一般的にはチョコレート類やポテトチップスなどのスナック菓子類、
クッキーや煎餅などの焼き菓子類などを指します。
スーパー、コンビニ、デパートはもちろん、
近年はドラッグストアーでも数多く取り扱うようになり、
ちょっとした個人商店的なところでもほぼ確実においてますよね。
値段が安く常に溢れんばかりに陳列されていて、
つい手に取りたくなる配置なども関係して買ってしまう方が多いと思います。
しかし、お菓子類は嗜好品であるのと同時にジャンクフードでもあります。
そのようなものを日常的に口にしていると
健康を害する恐れが高いので当然薄毛リスクもあげます。
ということで今回はお菓子類のリスクについて考察していきます。
お菓子で問題となるのは次の3点です。
・砂糖の摂取
・添加物の摂取
・習慣化
まず【砂糖の摂取】について。
お菓子類といったらまずこのことに触れねばなりません。
おそらく菓子といえば大半に砂糖が使われていると思われます。
砂糖は体内に入るとブドウ糖(グルコース)となりますが、
それは脳や筋肉などの活動に必須だから必ず摂取しましょうと言われます。
でもその主張には重大な欠陥があります。
たしかに脳や筋肉の活動に不可欠ではありますが、
本来は砂糖という形で甘い物質を摂取するものではありません。
野菜や果物などの天然モノに含まれる糖分を摂ることが自然なのですが、
無理やり機械的に抽出し、しかも精製されてしまったものは
血糖値を急激に上げてしまう危険性を伴います。
このブログではその危険性をしつこいくらいお伝えしてますが、
血糖値が急激に上がるとインスリンが多く分泌されるので
今度は血糖値が急下降してしまいます。
すると今後は低血糖状態になるのでまた強く欲するようになります。
それを長年繰り返すとすい臓が疲弊して糖尿病へと至りますが、
その前に糖化リスクが常につきまとっています。
糖化は糖とタンパク質が結合してAGE(老化物質)が生まれる現象のことで
血管や赤血球を傷つけて全身の組織に酸化を促します。
つまり組織が劣化していくので血流も鈍化し、
髪に栄養がちゃんと運ばれなくなってしまいます。
近年は糖化と薄毛も関係が深いことがわかってきています。
最近は砂糖にとってかわって果糖を使われることがありますが、
それは異性化液糖などの名がついた人工的な産物であり、
コーンシロップも遺伝子組み換えされた
とうもろこしを原料にした人工的なものがほとんどですので
糖化以外にも未知の問題が潜んでいます。
次に【添加物】について。
菓子類は添加物が使われた代表的な食品でもあります。
成分表示を見るといったい何種類使っているのかと思うくらい
たくさん使われているのがわかると思います。
日本は世界一の添加物大国と言われるほど
認可されている添加物の種類が多いので
海外では発がん性が疑われるから使用禁止されてるものも
平気で使われていることがしばしばあります。
また、最近は人工甘味料が腸内細菌のバランスを崩し、
肥満などを助長するリスクがあることがわかってきており、
やはり人工的に作られたものはろくなものがないと認識すべきです。
固形物以外にも清涼飲料水にも人工甘味料は多く使われているので
飲むことが常態化している場合は要注意です。
液体は固体より吸収率が良いからより太るなどのことも指摘されてます。
毒は主に脂肪細胞に溜め込まれるので
太るほど体に毒素が溜まって血液の質も低下させます。
当然育毛にも影響が出てくるでしょう。
嗜好品の常食は添加物の常食でもあるのです。
最後に【習慣化】について。
不自然に甘くされた食べ物は依存性が高いことも知られています。
それは血糖値の乱高下もそうですし、
脳から分泌される快楽物質も関係しています。
メーカーはどれだけ多くの人にどれだけたくさん食べてもらえるかを
多額の費用を投じて研究・開発しているものですから
もはや本能レベルで支配されやすい代物といっても過言ではありません。
例えば外はカリ、中はモチっとしたなどの感触は昔から定番ですが
脳はそういう刺激を意外に感じて快楽をもたらすそうです。
また、冒頭でも少し触れましたが
レジの近くにも配置するなど販売側も徹底して売り方を研究し、
いかに買い物かごに放り込んでもらうかを考えています。
それらの行いは綺麗な言い方をすると企業努力ですが、
ある意味罠ともいえてしまいます。
このように菓子類は体に悪い要素を取り入れやすいとても危険なものとなっています。
もちろん絶対に口にするなとは言えませんが、
毎日食べるなどの常食は避けてほしいと思います。
<ジャンクフードの考察記事一覧>
・お菓子(この記事)