育毛のためになる食べ物は何か?
薄毛に悩む人なら一度は考えたことがある疑問だと思います。
現代は食べ物が満ち溢れている状況であり、
それが良いか悪いか別にして調べるべき要素が増えているのは確かです。
近年は食べ物と髪との関係が指摘されるようになってきたので
その情報も多く出てくるようになりました。
その名の通り多くのテーマをトップ10形式で発表する
アメリカの人気サイト「トップテンオブシティ」では
髪にいい食べ物ランキングも発表されており、
日本でもちょっとした話題になったことがあります。
当ブログでもそれをきっかけに食べ物について
良いか悪いかを考察している今日このごろですが、
どちらかというと体に悪いものが多いことも改めて実感できています。
今記事からはジャンクフード特集と題しまして、
様々なジャンクフードと髪の健康について考察していきたいと思います。
まずは概要的な内容となりますが、
ジャンクフードとはどういった食べ物を指すのでしょうか?
これは明確な定義されてるわけではないと思われますが、
一般的には高カロリーで塩分や糖分ばかり高く、
栄養素が著しく偏っている食品のことを指しています。
代表例はハンバーガーやフライドポテト、ピザ、スナック菓子、清涼飲料水などです。
そのような食品は身近に溢れているので
おそらく食べたことがない人はいないと思います。
少し通りに出ればハンバーガーチェーン店が存在し、
コンビニやスーパーも乱立している状態です。
そしてジャンクフードはファストフードとも言われるように
お手頃な価格でもあるのでつい手が伸びてしまうものです。
あなたも含め多くの方は察しがついてると思いますが
体に悪いとなんとなく理解していながらなぜ手が伸びるのか。
それは単純においしいから、いえ、おいしく感じるように作られているからです。
人間は飢餓の歴史を歩んできたせいなのか、
高カロリーで味が濃いものなどを好む特徴があり、
しかも依存性もあることから本能レベルで欲するようになります。
一度味を覚えてしまったが最後、という感じでしょうか。
ジャンクフードにまつわる不健康要素としては、
腸内細菌のバランスを大きく狂わす、
それによる肥満や心臓病などの重病リスクの増加、
学力の低下、味覚障害、糖尿病、依存性など
非常に多岐にわたることが分かり始めています。
そこまで健康を害する代物ということは、
薄毛を助長するのは当たり前と改めて認識する必要があります。
一般的に不健康というと心筋梗塞や脳梗塞、癌など
重病との関連が指摘されることがほとんどで
髪への影響に言及されることは少ないのが現状です。
それはそれで仕方ないことと言えますが
ここではしっかり突っ込んでいきたいと思います。
健全な髪の毛は健康な体が資本となります。
健康体を獲得・維持するためには食べ物の量と質が左右します。
今回はジャンクフードということで質が大きなポイントなります。
髪は血液から栄養をもらって成長しますが、
その血液は食べたものによって質が左右されます。
血液(赤血球や白血球)は食べたものによって作られ、
各臓器へと運ばれて健康を維持しています。
ジャンクフードの典型的な材料である肉や添加物は
腸内細菌のバランスを崩し体に悪い菌が増殖し、
血液中に多くの毒素を送り込むことになります。
それにくわえ質の悪い油、血糖値を急上昇させる精製炭水化物が
血管を痛めて血液の流れ、赤血球の劣化を後押しします。
近年、砂糖は猛毒であることが知られ始めましたが、
精製された砂糖は血糖値を急上昇させ老化物質のAGEを増やします。
AGEは終末糖化産物などと言われる危険な物質で
血管をはじめあらゆる臓器に悪影響を及ぼします。
そのような糖化という現象はAGAを助長する可能性もあります。
AGAの原因は男性ホルモンのDHTと言われていますが、
DHTはテストステロンという男性ホルモンが
5αリダクターゼという酵素と結びつくと出来上がります。
その酵素は単独な状態のテストステロン(遊離状態)としか結合できませんが、
糖化は遊離テストステロンの数を増やすと言われています。
よって糖化はDHTの数を増やすことに繋がり、
薄毛をいっそう治りにくくしている可能性があるのです。
ジャンクフードは炭水化物もタンパク質も野菜も
一緒くたになっていることが多いので消化に手間がかかるものともいえます。
消化にばかりエネルギーを注ぐということは
解毒(デトックス)があまり進まないことも意味します。
デトックスというと美容を気にする女性だけが関係するもの
というイメージがあるかもしれませんが誰もが必要なことです。
なぜならほとんどの人間は日常的に毒を摂取してるからです。
ジャンクフードは栄養バランスが悪いというより、
毒を多く含んでいる事のほうが問題だと感じます。
質のいい食材が使われてるわけがないですし、
加熱調理もしているので栄養はもともと期待できません。
それよりも精製された小麦などの炭水化物の多用、
揚げ物などの高温調理した肉や魚といった動物性食品の多用、
発がん性が疑われる添加物の多用こそが問題なわけです。
ジャンクとはゴミやガラクタなどの意味があります。
そんなものでフサフサを取り戻すことができると思いますか?
男性ホルモンを抑制しただけで果たして本当に十分でしょうか?
それらを今一度強く自覚する必要があると思います。
<ジャンクフードの考察記事一覧>
・ジャンクフードと薄毛について(この記事)