緑黄色野菜は健康維持・増進に必須であると同時に
育毛を成功させる重要なキーでもあります。
理由を大雑把にいうと栄養価が高い上に
体にデメリットとなる多量の炭水化物や、
病気の原因になりうる動物性のタンパク質や脂肪を含まないからです。
特に色の濃い葉物野菜は根菜類などと違い炭水化物が少なく、
血糖値を上げるリスクが少ないなどの観点から
髪に良い食べ物として広く知れ渡りつつあります。
実際髪にいいとされる食べ物ランキングを発表した
トップテンオブシティ(アメリカのサイト)では
色の濃い葉物野菜をランクインさせているので
その評価は世界規模であるといえます。
今回は緑黄色野菜の一種であるアスパラガスと育毛について
いろいろ考察していこうと思います。
アスパラガスはほうれん草や小松菜といった
純粋な葉物野菜ではないですが日本でも馴染み深いうえに
密かに知られている情報などもあっていち早く考察してみたくなった次第です。
密かに知られている情報とはヘンリー王子との関係です。
ヘンリー王子はイギリス王家の成員でダイアナ妃の第二子であり
王位継承権もある言わずと知れた有名人です。
彼は兄のウィリアムズ王子の薄毛をよくからかっていたそうですが、
そのうち自分にもその兆候が見られ始めたことから一部では話題になります。
その話題の中にアスパラガスを積極的に食べている、
という情報があるのです。
おそらくきっかけはLa Brasserie(ラ・ブラッセリー)という
ロンドンの高級ショッピング街チェルシーにかまえるレストランで
アスパラガスを食べているところを目撃されたことだと思われます。
・アスパラガスは血液や血管の健康に役立つ優れた食べ物
アスパラガスはタンパク質は少ないものの
緑黄色野菜のひとつに数えられている通りビタミン類が豊富で、
炭水化物や無用な脂肪分が少なくメリットが大きい食べ物です。
アスパラガスに含まれる栄養素で有名なのがアスパラギン酸です。
アスパラガスから発見されたことからその名称がついたアミノ酸で、
糖の代謝を促進したり疲労回復に良いと言われています。
ビタミンではAが特に多いですがその次に多いのが葉酸です。
葉酸は別名ビタミンB9とも呼ばれ、
タンパク質やDNAの合成、細胞分裂に関わる栄養素で、
血管年齢を若返らせるなどの効果もあるとされます。
他にも毛細血管を丈夫にしたり抗酸化作用があるルチンや
赤血球を増やすのに役立つコバルトなども多く含み、
貧血にも良いと言われることもあることから、
血液の質と関係する要素が多い野菜と言えます。
育毛はホルモンバランスの安定が重要だとよく言われますが、
髪が育つ体内環境が整っていなければ意味が無い、
ということはほぼ常識になりつつあります。
中国では肝臓や腎臓によいと言われていることから
まだ未発見の成分や効能が存在することも予想されます。
そんなこんなでいろいろ見ていくと、
アスパラガスを食べることは育毛的にも良いといっても
決して間違いではないだろうと思われます。
ヘンリー王子が何をきっかけにアスパラガスに注目しだしたのか
定かではありませんが良い選択をしたと思います。
あなたもアスパラが苦手でないのであれば、
積極的に食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
食べる時は焼くより茹でて食べることをおすすめします。
どんな食材も高温で調理するほど栄養価が失われてしまうので、
同じ加熱調理でも茹でる方が理にかなっています。
しかしビタミンB群などの水溶性ビタミンは水に溶ける性質があるので
なるべく切らないまま茹でたほうが良いでしょう。
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