野菜のうち緑の濃い葉物類が髪にいい食べ物という
アメリカのサイト・トップテンオブシティーの情報をきっかけに
長きに渡って野菜と育毛について考察してきました。
色が濃いのは緑黄色野菜と一致する特徴でもあるので
今回はそれを中心にお伝えしてきました。
それにより改めて実感できたのは、
野菜は人間にとってすごく重要な食べ物であり、
育毛を成功させるためには必須だということです。
一般的には栄養不足の解消に食べましょうなどとよく言われますが、
栄養不足というより「体の是正」のためといったほうが適当かと思われます。
というのも、現代日本人は食べ物にすぐありつけることができるため
最低限の栄養素は確保していますが余計な物質の摂取量も多いため
野菜でそれを是正するといった意味が強いと思ったのと、
栄養を補給することで健康になるのは
基本的に栄養失調に陥ってる場合だから、というのもあります。
余計な物質とはズバリ!添加物や消化不良により生じた毒素のことです。
文明社会に住んでいる以上、添加物や精白された食品などの
化学物質を摂取する機会がどうしても増えてしまいます。
そしていまや圧倒的に調理されたものが主流となってしまっており、
食べ物本来の恩恵を受けづらくなってしまっています。
野菜は特にそうですが生のままで食すのが本来の食べ方であり、
高温で調理することでビタミンや酵素が減ってしまいます。
そして調理されたものは基本的に消化が悪いものばかりであり、
体は消化にばかり負担を強いられるようになってしまいます。
それに加え食べ過ぎという要素が加わることで
十分に消化されないまま腸にものが運ばれることが多くなり、
腐敗して毒素が発生し体中にそれが回るようになります。
野菜は栄養素の宝庫であり下手にサプリを摂るよりもずっと有益ですが、
それ以外にも消化に負担をかけないというメリットもあるのです。
1日3食も食べたり高温で調理・加工されたものばかり食べてると、
酵素・ビタミン・ミネラルが無駄に消費されるようになり、
体はいつも無理を強いられ、追い打ちをかけるように血液には
腸から生じた毒素がどんどん流れていくようになります。
そうなると体は髪を育てる余裕がなくなってしまいます。
野菜は人類が古代より口にしてきた食べ物であり、
人間が最も理想とする食べ物のひとつです。
野菜など植物が主体の食事に切り替えることで
上記のような問題はほとんど解消されるでしょう。
ということで、
今回は栄養価が高いということで緑黄色野菜を中心にお伝えしてきましたが、
淡色野菜だろうとなんだろうと野菜を食べること自体が重要なので、
色が濃い薄いとか何々の栄養素はこっちのほうが多いとか少ないとか
そういうことは参考程度に捉えて頂ければと思います。
特に育毛の話になるとこの成分がどうのこうのと盲目的になりがちです。
髪が薄くなる・生えない・太くならない理由は亜鉛など単独の成分が
不足しているだけでなく体全体が不健康になっている可能性大です。
野菜に限らず自然の食べ物はそれぞれ個性があります。
そして味や食感の好みも人それぞれですので、
あまり執着心をもたずいろいろな野菜をサラダで食べたり、
比較的低温でできるスープで食べるなどしていきましょう。
<他の野菜に関する記事(あいうおえ順)>
⇒ アスパラガス
⇒ オクラ
⇒ 南瓜(かぼちゃ)
⇒ からし菜
⇒ クレソン
⇒ ケール
⇒ 小松菜
⇒ 紫蘇(しそ)
⇒ 春菊(しゅんぎく)
⇒ スプラウト
⇒ ツルムラサキ
⇒ チンゲン菜
⇒ トマト
⇒ なずな
⇒ ニラ
⇒ ほうれん草
⇒ 水菜
⇒ 三つ葉
⇒ モロヘイヤ
⇒ よもぎ
⇒ ルッコラ
⇒ レタス
⇒ 野菜と育毛の関係の考察まとめ(この記事)